トゥーレーヌ 2003(ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ)
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「シャソルネーの2013年を全部集めたワイン会をするのですが、どうですか?」とお誘いをいただいて、断る人がいるのでしょうか。
二つ返事で、6月6日、宇部市に向かいました。
良く冷えたアリゴテの酸味が心地よく、5種類のトマトのジュレとも抜群の相性。見慣れないフォントですが、自社畑と買い入れた葡萄で作ったワインだからとか。
サンロマンは、親しみを覚えるこの香り。2013年は難しい年だったそうですが、葡萄の成熟をギリギリまで待って収穫が非常に遅かったとか。
ズワイガニのテリーヌ、絶品でした。
個人的に大変興味があったのが、サンロマンのスキンコンタクト。AOCの関係でしょうが、表のエチケットにサンロマンとは書かれていません。
葡萄の皮や種子に由来する複雑な味と香り、これは面白い。ボトルの底の残りワインが、なんとも強烈な個性を放ちます。
オクセーデュレスは、サンロマンに比べると硬質な香りと味。グラスの中での変化も楽しめ、良いものをいただきました。
これ以降は、皆さんとのお話しと料理に夢中で、写真はお留守に。
立派なアスパラの香りに季節を感じ、素晴らしい松皮仕上げの食感に感服している間に、グラスの中は空っぽに。
仔牛の胸腺のカツレツの繊細な味と、赤ワインソースの素晴らしいこと。
オクセーデュレスのレ・クラは久しぶりに飲みましたが、この気品ある香りは素晴らしいと思います。
この頃になると、ホワイトバランスもとっていませんね。この時点で酔っ払っていたことが、写真を見ると一目瞭然。
コサール氏のプライヴェートな問題もあって、ニュイ・サン・ジョルジュのクロ・デ・ザルジリエールはもう作っていないとか。我が家のストック、大切にしなければ。
ということで、今日のトリを飾るヴォルネーとヴォルネー プルミエ。
ヴォルネーの鉄分を感じさせる味わいも素晴らしかったのですが、その後のプルミエはさすがの貫禄に陶然。
シャラン鴨のローストのシンプルなソースは、ワインとの相性を考えた末のシェフの結論とのこと。これだけを、スプーンでいただきたいほどの美味しさ。
お店は、宇部市琴芝のSAKURAさん。ワインとの相性を考えられたお皿の素晴らしいことと言ったら。ごちそうさまでした。
SAKURA
山口県宇部市西琴芝2-15-18
10人で8本。まだまだ飲むことができると思えるこれくらいが、一番良いのかもしれません。
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