TIDAL導入

以前、トンネル・ベアを利用してTIDALのアカウントの設定を試みましたが、何が原因か分かりませんでしたがアカウントの開設はできずじまい。

VPNのイロハも知らない状態でしたので仕方ないかと諦めていましたが、ひょんなきっかけから我が家でTIDALのアカウント設定に再チャレンジしてみたらいとも簡単にアカウントができたではありませんか!
ごく一部のアルバムの曲順がめちゃくちゃで閉口しましたが(Orfeo D'ORさん、あなたのことです)、基本的には快適な使いご心地で満足しています。
肝心の音質ですが、ストリーミングの品質をHiFiかMasterを選べばAppple Musicとの差を確認することができました。
Apple Musicが低音質という訳ではありませんが、低音域の明瞭化は一聴して分かる違い。音量を一定程度確保すると、その差は歴然とします。
ボワボワとした低音域が引き締まり、ボエームの冒頭もオーケストラの動きが明確化し、歌手の歌声の定位感もクリアとなりCDを聴いている感覚と変わりません。

Apple Musicにしかない曲もあるし、何よりApple Musicは家族も一緒に使うアカウントなので解約することはできませんし、TIDALのアプリは正攻法ではiPhoneにインストールできないので家の外でストリーミングを聴くためにはApple Musicに頼らざるを得ません。
外出中はいくらノイズキャンセリングイヤホンを使用してもノイズに囲まれた状態ですから、我が家で判別できるほどの差異を聴き取ることは難しいでしょうし。

有線でマランツのDACと接続することが音質的には最善ではありますが、AirPlayでも十分に高音質でしたので、普段であれば利便性をとってワイヤレスでの使用でも十分かと。
MQA対応のDAC導入もチラリと脳裏をよぎりましたが、冷静になりましょう、自分。

 

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2020年の録音から

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2020年も色々と録音を聴きましたが、印象に残ったものを9つ。

イブラギモヴァのショスタコーヴィチは期待どおり。ユロフスキの指揮も言わずもがな。


若杉さんがNHK交響楽団を指揮したブルックナーは7番と3番しか発売されていませんでしたが、まさか全集として発売されるなんて。

ヤンソンスの1986年来日公演もディスク化。今はもう聴くことができない、強靭で透明なレニングラード・フィルの音の素晴らしいことといったら。

ベートーヴェン生誕250周年ということもあり、ベートーヴェンの録音が多く出てきましたが、エベーヌ四重奏団の全集は出色。特に初期の作品の生き生きとした演奏は、本当に素晴らしいです。

ビエロフラーヴェクの白鳥の歌となったドヴォルザークのレクイエム。当地での演奏会を前にして逝去の報に接し、言葉を失ったことが昨日のように思い出されます。

世界が静止してしまった今年の春、シマノフスキの命日である3月29日に没したペンデレツキ。ケント・ナガノとモントリオール交響楽団のザルツブルクでのライブ録音が、作曲家への追悼録音になろうとは・・・。

録音が出たら一も二もなく聴く演奏家の一人がファウスト。メルニコフとのコンビであれば、なおのこと。シェーンベルクの協奏曲も素晴らしかったです。

グラジニーテ=ティーラのシンフォニア・ダ・レクイエムも、素晴らしい録音でした。この録音から始まるであろうイギリス音楽プロジェクトに期待が膨らみます。

そして掉尾は、福川さんの映画音楽。アレンジの秀逸さにも瞠目。大勢でのアンサンブルではなく福川さん一人での多重録音というのも、2020年という年を象徴しているようで感慨深いです。

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あくまでも、仕事で広島に行った「ついで」のお話し

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RICOH GR Limited

エディオン広島本店の場所に工事中の囲いがあり、なんと本店は解体されているではありませんか。本店跡地には、新店舗が建つとのこと。
RCCの「柏村武昭のサテライトNo.1」が放送されたあの本館は無くなってしまったのかと思うと、感慨、胸に迫ります(中国地方在住、五十路前後限定)。

オーディオコーナーがあるエディオン新館の10階に直行し、クリプシュの交換イヤーピースがあるかと探したものの、店頭にはない様子。イヤーピースはへたり気味ですが、もうしばらく使いましょう。

辺りを見回してみたら、Bluetooth接続のイヤフォンがズラリ。時代はワイヤレスなのですね。
ワイヤレスでノイズキャンセリング機能のあるSonyのイヤフォンを試してみたところ、ボリュームが上がった時にジャリジャリとノイズが混じるようで、ちょっと興ざめ。僕のiPhoneと相性が悪いだけなのかもしれませんが、Boseではそのようなことがなかっただけに、ちょっと残念。

その後、ファイナルオーディオデザインのコーナーへ。
試聴コーナーの全てのイヤフォンが有線という、時代に背を向けた姿勢に痺れます。
その中の一つ、手頃な値段のイヤフォンを試してみたところ、値段からは想像がつかない豊かな響きに驚愕し、レジに直行しようかと思いましたが、まてまて、せっかくだから他にも聴かない手はないと思い、今まで試したことのないお値段6万円也のイヤフォンを試聴。

唖然、呆然。

知らなければ幸せなこともあるという事を、改めて突きつけられた瞬間でした。
先ほどの豊かな音と思っていたものは付帯音で、純度の高い音とニュートラルなバランスのイヤフォンを聴くと、もう、そこには戻れません。だからと言っても、お値段が……。

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Deezer 対 Apple Music

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RICOH GR Limited

可逆的圧縮音源を売りとするDeezerが前年12月に登場し、いよいよ我が家でもロスレス音質でストリーミング再生環境が整いました。
早速アカウントを作り、Mac経由で我が家のネットワークに繋いで試聴しましたが、確かにCDと遜色ない響き!(スペック上、当たり前なのですが)
カラヤンがベルリンフィルを指揮した「ボエーム」の冒頭、Apple Musicでは低弦の量感はあるものの締まりなくがっかりしていましたが、Deezerでは低音の質感がぐっと良くなり、下降音形の音程感もはっきりと。
これは良いじゃないですか!とApple Musicからの移転を考えなくてはと思った矢先、突然数秒間の無音状態。あぁ、ギャップレス再生に対応していないという、オペラを聴く上では致命的な仕様のようです。
いくら音質が良くても、これでは聴く気が萎えるというもの。
もっとも、iTunesでも昔はギャップレス再生に対応していなかった訳で、サービスリリース時に多くを求めることは酷なのでしょう。

良質な音質を提供する素晴らしいサービスなだけに非常に残念ではありますが、無料期間を経過する前に解約。解約の理由としてギャップレス再生非対応ということを、理由の自由記述欄に書いておきました。いつの日かご対応いただけますことを、心より祈念しております。

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2017年に印象に残った演奏(録音物)

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昨年にアップした記事は1つ!生存確認用としての用すら果たしていなかった当ブログでした。
2017年も健康を害することもなく、平穏な毎日を過ごしておりました。このブログが墓標となった訳ではございません。

以下に、更新をほとんどできなかった言い訳を、つらつらと。

昨年の1月にApple Musicを我が家のオーディオで聴くことができるようにAirPlay対応機器を導入。
テレビの調子が悪くなり、思い切って買い換えたのが3月。それを機に、Apple TVを導入しデジタルコンサートホールをテレビで視聴することが可能になりました。
そんなこんなで音楽を聴く時間が劇的に増え(当社比)、家で過ごす時間を専ら音楽聴取に充て、写真やMacに向かう時間が激減し、ここに日記をつけることが億劫に。
今年は、最低でも月に一度は更新したいと思います。すでに、2つ目の記事。偉いぞ、自分(褒められて伸びるタイプ)。

横着の極みとなった昨年。せめて、去年に視聴した音楽の記録だけでもということで、昨年新たにリリースされた音源を、9種類選んで一口感想。
ここに選んだ演奏の8割は、Apple Music経由で聴いたもので隔世の感ですが、それはまた別のお話し。

ブニアティシヴィリの情熱的なピアノに、それを支えるヤルヴィとチェコフィル、ブラヴォー。
リントゥの指揮で彼女のコンチェルトを広島で聴くことができ、満足の一年でした。

チェコフィルを指揮するビエロフラーヴェックの姿をわが街で見られることを楽しみにしていたのですが、彼の突然の逝去で叶わず、本当に残念でした。安らかな眠りを。

今年も数は少ないものの、シマノフスキの新録音を聴くことができました。極東の地より、深甚なる感謝を。ドヴォルザークのスターバト・マーテルと、この違い!

ファウストとメルニコフの鉄壁コンビのフランクとショーソン。ただ、ため息あるのみ。

エリーザベト王妃国際コンクールでの堀米さんの瑞々しさ。出色のシベリウス。

ロンドーの新作からは目が、もとい耳が離せません。

キリルとヴァシリーの二人のペトレンコ、ソヒエフ、そしてこのユロフスキ。この年代のロシアの指揮者の層の厚いことといったら!

ヒース弦楽四重奏団の蒸留され、澄んだ音のバルトーク。僕は大いに惹かれました。

最後は今年リリースされた録音ではないのですが、2017年の忘れられないコンサートの思い出として。輝かしく芯がありながらも、柔らかで広がりのあるサウンドをタップリと味わうことができる贅沢といったら!

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愚考、終了

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Ricoh GR

我が家の新しい音楽プレーヤーとして、ヤマハのCD-N301を迎えることとしました。
SACDのみの新譜がでる可能性はほとんどなく、自分が聴きたいものはCDがほとんどということが主な理由。
同じメーカーのCD-NT670とは違い、デジタル信号を出力することができるので、将来にDACを導入して高音質化を図ることができます。
出入力端子を見ると、CD-NT670はこの機種に音源を集約する事を前提としていて、CD-N301は外部の単体DACかアンプのDACに繋ぐ事を視野に入れている事がよく理解できます。
AirPlay対応機種なので、他に機器を導入しなくてもApple Musicをメインシステムで聴くことができ、これ一台で自分が聴きたいものはほぼ網羅されます。

さぁ、これで完璧。25日に品物が届いたので、早速アンプに接続。
おや、WiFiのアンテナがないけど、AirPlay対応機なんだよね。まぁ、いいかと電源コードとRCAコードを繋ぎ、早速CDを再生。うん、価格からすれば、これくらいの音なら文句はございません。
それでは、早速AirPlayを・・・・・・、認識しないですと。
そんなはず、ないよねと説明書を見てみると、CD-N301とは「有線接続」!
慌てて仕様を見てみると、WiFiなんてどこにも書いていないではありませんか。AirPlayだからWiFi対応機だろうという、何とも間抜けで勝手な思い込み。
こうなったら、プレーヤーのところまでLANケーブルを引き回すしかないので、近所の電気屋でLANケーブルを買って、とりあえずセットアップ。ひとたびLANケーブルを接続するといとも簡単にiOS機器、Macを認識し、インターネットラジオを再生するではありませんか!
ネットワークを通じて他の機器を認識させることはそれなりに時間がかかると思っていたのですが、なんと呆気ないこと。

CDの音は想像していたよりも瑞々しく、音の立体感もそこそこ感じられます。思ったよりまともな音だったので、ほっとしました。
顕微鏡で覗き込むような解像度はありませんので、大編成のオーケストラは分解しきれていませんが、シリアスに聴くのでなければストレスを感じるほどではありません。
実演でも、楽器が分離してよく聴こえることなんて、むしろそんなにないわけですし・・・・・・。そう考えたら、内声が手に取るようにくっきりと聴こえたリントゥが指揮したフィンランド放送響の徳山での演奏、あれは凄かった。

閑話休題。AirPlayで聴くApple Musicはというと・・・・・・、同じ演奏をCDと比べてみましたが、CDに比べたら音の像が平面的で響きが若干薄く実存感に欠けるでしょうか。しかし、これは圧縮音源ですよ、悪くはありません。DACを変えれば、案外といけるのかも。
音質は、FMと同等か少し良い程度といったところでしょうか。何れにしても、鑑賞に耐えられないことはありません。

インターネットラジオは、一部の局以外について音質云々はやめておきましょう。
そうは言いながらも、BR Klassikや他の局を聴く事ができるので、バイロイトの生中継をメインのスピーカーで聴く事ができるので、夏の楽しみが一つ増えました。
AirPlayに対応していないTuneInですが、ある操作をするとなぜかAirPlayで再生されるのは不思議ですが、登録しているNHK-FMを聴く事ができるのでありがたい限り。

忌々しいLANケーブルをどのように室内を引き回すかという問題は、今日中に片付けましょう。

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愚考、引き続き

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Ricoh GRD2 GW2

愚考は、まだ続くのです。

SACDやいわゆるハイレゾ音源は、今の僕にどれだけ必要なのか。
ダイナミックレインジの拡大はともかく、僕の耳は若い人には聴こえる倍音域が年相応に聴こえないので、CDよりも高音が再生できるというメリットを享受することはできません。あえてハイレゾでなければならないという必要性は、今の僕にはないということでしょう。悲しいことですが。

もう一つのポイントである、ネットワークオーディオ。こちらを導入することで非圧縮、可逆的圧縮音源とこれらを自由自在に扱う利便性を手にすることができますが、その利便性を手に入れるために払うコストと見合うのか。

現状においては、非圧縮音源の再生はディスクに任せることとしたいと思います。
ハイレゾ、CDといったフォーマットには関係なく、デジタル信号からアナログに復調する過程が音に与える影響は大きいでしょうから、そこが大切にされている機器を選べば間違いがないでしょう。
CDとApple Musicの出力音声を、いかに良質なDACを通して聴くかということ。そうはいっても、先に検討したとおり単体DACを導入する余力はないので、プレーヤーの外部入力に頼るしかありません。

現時点で候補となるのは、Apple TVを核として、プレーヤーはPD-70か、CD-NT670。
前者は、Apple Musicの音声をAirPlayでApple TVに飛ばし、HDMI端子からの音声をコンバーターで光信号にしてPD-70のDACでアナログに変換。問題は、Apple MusicのAACを、PD-70のDACが問題なく取り扱ってくれるかということ。この点は、懸念が残ります。

CD-NT670は、AirPlayに対応している機器なので、Apple Musicを必ず聴くことができるという絶大な安心感が魅力。問題は、PD-70のDACと比べるとどの程度の質かということ。もっとも、PD-70のDACが僕が思う程のクオリティかどうか。こんな事を言いだしたりしたらきりがありませんが。

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愚考、真っ最中

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Ricoh GR

さて、どなたを我が家に新しい音楽プレーヤーとして迎え入れるべきか。
乏しい、あまりにも乏しい僕のリソースを最大限に有効活用するため、検討を進めることとします。

AppleのAirPlay機能をメインシステムに組み入れ、CDもオーディオ機器から聴くことができるようにすること。この環境を導入すれば、デジタルコンサートホールをメインシステムで視聴でき、Apple MusicとCDがメインシステムで同居できます。

Apple TVを核に据え、パターンを4つ検討。

1 Apple TVからのHDMI出力をDAC経由でアンプに繋ぎ、CDを導入。
1−1 CD(SACDを含む)と単体DAC
1−2 SACDを導入し、SACDのDACを利用

2 AirPlayに対応しているネットワークプレーヤーと単体CDを導入。

3 AirPlayに対応しているCD再生機能を備えたネットワークプレーヤー(できれば、デジタル入力可な機器)を導入。

1と2は機種が豊富で、組み合わせパターンは相当の数になります。予算的は、数万円から高級自動車を買うことができるくらいの幅広さ。
1−1は、最も高価になるパターン。音質的に追い込むことができるでしょうが、そんな余裕はありますか?
1−2だとDAC機能を備えたSACDを導入するので、我が家もついにハイレゾの世界に。
2は、一番発展性が高い組み合わせ。単体DACを導入すれば、操作性も音質も最も満足できるものになるでしょう。

3は、懐具合に最も優しい機器。ただ、機器の選択は非常に限られますし、音の満足度は・・・・・・。

さぁ、どのパターンにいたしましょうか。

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愚考、開始

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Ricoh GR

我が家のメインのオーディオシステムの核となっているCDプレーヤーが動かなくなり、メーカーに送って再生を試みたものの修理部品がないとのことで再起不能との判定。我が家のCDプレーヤーは1990年製のパイオニアPD-2000LTDですから、むしろこれまでよく頑張ってくれたと労いの言葉をかけるべきであって、まだまだ働けという方が酷というもの。永らく、お疲れさまでした。ありがとう。
と、お別れをしたもののCDが聴けないというのはあんまり。やむなく、BDレコーダーのRCA出力からアンプに繋いで聴いていましたが、あまりの解像感のなさに唖然。なんとかしなければ。

その前に、スピーカーユニットも相当くたびれていたので、まずは音の出口をリフレッシュすべくユニット交換。今のスピーカーの開口部の工作をしなくてもよく、予算的制約もあってFE-103enを取り付けましたが、これが大失敗。中高音は伸びやかさに欠け、低音は鈍く量感も乏しく、ユニットとエンクロージャーの相性の大切さを身銭を切って思い知らされた次第。FE-103enの名誉のために一言添えれば、もっとコンパクトなバックロードホーンに取り付けるべきユニットなのです。低音の量感と再生可能域をほどほどにすれば、生き生きと歌うはず。スーパースワンに取り付けた僕が悪いのです。

そうはいっても、まぁ仕方ありません。しばらくは、我慢、我慢。とりあえず、音は出るのですから。
どうにもならないのが、CDプレーヤー。BDレコーダーではなく、やはりオーディオ専用機から聴きたいもの。四半世紀ぶりにCDプレーヤーを検討するのですから、色々と目移りするのも仕方ありますまい。
これを機にメインシステムでApple MusicやSACDを聴いてみるとか、ネットワークオーディオの世界に足を踏み出すとか、考えているだけでワクワクします。

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私ヲ構成スル9枚

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内田ユキオさんが紹介して下さった、「私ヲ構成スル9枚」。
今日は、「音楽の窓を開けてくれた9枚」ということでチョイス。「私ヲ構成スル9枚」は、また別の機会に。

メータとニューヨークフィルのエロイカ。今となっては何の話題にもなりませんが、僕が初めて買ったLPはこれ。以来、ベートーヴェンの交響曲の中では3番を一番買い集めて、聴いたかも。

クリーブランドとセルの黄金のコンビ。このコンビの真価は他の演奏にあるのでしょうが、僕がセルとクリーブランドのLPを初めて買ったのがこの演奏なので。良い音のブラームスです。

クレンペラーだけではなく、ヴンダーリッヒを知るきっかけになったこの「大地の歌」。その後、クレンペラーとヴンダーリッヒのディスクを見つけては、コツコツと買い集めました。

そのヴンダーリッヒ、「美しき水車小屋の娘」はもちろん外せません。

大学の先輩に教えて頂いたオペラの世界。今は数多くの「指環」がありますが、あの頃は指環といえば、これ。というか、大枚叩いて買ったこれしか聴けなかったというべきか。

ブーレーズの「春の祭典」は旧盤ではなく新盤。僕にとっては。

シマノフスキを知るきっかけとなった一枚。都内の大型店舗でSzで始まるタイトルを目を皿にして探していたあの頃が懐かしい。

広島市東区民文化センターで初めて米良さんの声を聴いた時の衝撃といったら!また、録音を再開していただける日が来ることを信じています。

最後は、僕にジャズの世界を教えてくれた、大切な一枚。

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