秋山和慶先生を悼む
1月26日に秋山和慶先生がお亡くなりになったと、27日に所属事務所から発表されました。享年84歳。
あまりの突然のことに、言葉が見つかりません。
2025年1月1日に自宅で転倒し、重度の頚椎損傷を負って入院したとの報に接したものの、2024年5月に鎖骨骨折されたときと同様に直ぐに回復されるものと信じていました。
ところが、23日に突然の引退表明。呆然として言葉もありませんでしたが、先ずは先生のご回復を心より願っていました。
引退を表明したものの、すっかり元気になったら「もう一度指揮します」と仰るのではとも……。
広島交響楽団との演奏では、特にモーツァルトの演奏の印象が強く残っています。
先生の微笑みそのままの優しい音楽。2024年12月に発売されたハイドンとモーツァルトの交響曲選集を聴いていると、あらゆるフレーズに豊かなニュアンスが溢れていて、音楽を聴く喜びにひたり、本当に幸せな気持ちになります。
あちらでは、斉藤先生、小澤さんとゆっくり音楽談義をなさっていることでしょう。そうそう、ドヴォルザークと「鉄」の話しも、楽しみですね。
どうぞ、ごゆっくりお休み下さい。
| 固定リンク
« 共通テスト | トップページ | ドクターイエロー »
「音楽」カテゴリの記事
- 秋山和慶先生を悼む(2025.01.27)
- 演奏会評(2025.01.11)
- 新年のご挨拶(2025.01.05)
- 2023年4月 東京遠征日記(その2)(2023.04.17)
- 2023年4月 東京遠征日記(その1)(2023.04.16)
コメント