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2023年4月 東京遠征日記(その1)

2023年4月は、東響がシマノフスキの「スターバト・マーテル」を演奏するとのことなので、東響遠征を決定。これを逃すと、もう聴くことができないと思います。

東京までは、サンライズ瀬戸。A個室を3月14日10時打ちで無事に確保。徳山から岡山までは新幹線、岡山でサンライズに乗車して、関ヶ原を過ぎても眠れませんでした。寝台列車、あるあるでしょうか。
目が覚めれば、熱海の手前。A個室のシャワーを浴びて、車中で堪能したビール、ウィスキーの余韻を洗い流しました。

東京に到着した15日朝は、雨。
午前中は、上野で「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」を鑑賞。ネットで予約していたので、待ち時間もなくスムーズ。図録を買って帰りました。1日中持ち歩くには、少々重い荷物となりましたが・・・。

15日14時から、トリフォニーホールで佐渡裕指揮、辻井伸行ピアノで新日本フィルハーモニー交響楽団。
曲は、レスピーギの古風な舞曲とアリア、パガニーニの主題による狂詩曲、ドヴォルザークの交響曲第9番。
レスピーギは滑らかなサウンドに好感。
パガニーニは最初の頃はピアノとオーケストラは手探りのような感じでしたが、曲の進行とともに白熱した演奏に。素晴らしい演奏でした。
ドヴォルザークの9番は、サウンドに少々まとまりを欠いた瞬間があったように思いました。連日公演の疲労が溜まっていたからでしょうか。皆さま、お疲れ様です。

18時からは、NHKホールでパーヴォ・ヤルヴィ指揮、NHK交響楽団。
「ヨセフの伝説」から交響的断章、アルプス交響曲というR.シュトラウス・プログラム。
本気のN響は凄い!破綻することなく雄大に響く様は、本当に素晴らしかったです。マイクの数が尋常ではなかったので、RCAの録音も入っていたのかも。
盛大な拍手に応えて、一般参賀あり。後日のTV放送で、ちらりと自分の姿を確認。

それにしても、昼、夜とこんなに素晴らしいコンサートをはしごできるなんて、東京は素敵(おそろしいと読みます)ところ。

その日の夕食は、松濤の「キュイジーヌ・エ・ヴァン・アルル」へ。2023年7月に閉店なさるとのことだったので、何とか閉店までに訪問することがかないました。
素晴らしいワインをグラスで。調子に乗って、ボトル1本分は頂いたでしょうか。

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