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食わず嫌いはいけません。なので、頑張って食べてみました。
この人のヴァーグナーやR.シュトラウスはあんなに美味しく頂けるのに、この演奏はどうしても口の中に違和感が残ります。アダージョの出だしが淡白に始まるのはブーレーズでも聴かれることですが、その後のブーレーズは音色の変化に敏感に反応するので、音の移り変わりに身を委ねていればマーラーの世界に入っていけます。それにひきかえ、ドレスデン(ここではミュンヘンのオーケストラですが)の巨匠、序奏の後も曲想の変化に関わらず一本調子に聞こえ、スピーカーのこちら側と距離が離れるばかり。巨匠にとっては、マーラー、あまり共感できる音楽ではないのでしょうね。
2018年3月 4日 (日) 音楽 | 固定リンク Tweet
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