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マーラー 子供の不思議な角笛 交響曲第10番からアダージョ C.ティーレマン ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団

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食わず嫌いはいけません。なので、頑張って食べてみました。

 

この人のヴァーグナーやR.シュトラウスはあんなに美味しく頂けるのに、この演奏はどうしても口の中に違和感が残ります。
アダージョの出だしが淡白に始まるのはブーレーズでも聴かれることですが、その後のブーレーズは音色の変化に敏感に反応するので、音の移り変わりに身を委ねていればマーラーの世界に入っていけます。
それにひきかえ、ドレスデン(ここではミュンヘンのオーケストラですが)の巨匠、序奏の後も曲想の変化に関わらず一本調子に聞こえ、スピーカーのこちら側と距離が離れるばかり。巨匠にとっては、マーラー、あまり共感できる音楽ではないのでしょうね。

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