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2017年に印象に残った演奏(録音物)

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昨年にアップした記事は1つ!生存確認用としての用すら果たしていなかった当ブログでした。
2017年も健康を害することもなく、平穏な毎日を過ごしておりました。このブログが墓標となった訳ではございません。

以下に、更新をほとんどできなかった言い訳を、つらつらと。

昨年の1月にApple Musicを我が家のオーディオで聴くことができるようにAirPlay対応機器を導入。
テレビの調子が悪くなり、思い切って買い換えたのが3月。それを機に、Apple TVを導入しデジタルコンサートホールをテレビで視聴することが可能になりました。
そんなこんなで音楽を聴く時間が劇的に増え(当社比)、家で過ごす時間を専ら音楽聴取に充て、写真やMacに向かう時間が激減し、ここに日記をつけることが億劫に。
今年は、最低でも月に一度は更新したいと思います。すでに、2つ目の記事。偉いぞ、自分(褒められて伸びるタイプ)。

横着の極みとなった昨年。せめて、去年に視聴した音楽の記録だけでもということで、昨年新たにリリースされた音源を、9種類選んで一口感想。
ここに選んだ演奏の8割は、Apple Music経由で聴いたもので隔世の感ですが、それはまた別のお話し。

ブニアティシヴィリの情熱的なピアノに、それを支えるヤルヴィとチェコフィル、ブラヴォー。
リントゥの指揮で彼女のコンチェルトを広島で聴くことができ、満足の一年でした。

チェコフィルを指揮するビエロフラーヴェックの姿をわが街で見られることを楽しみにしていたのですが、彼の突然の逝去で叶わず、本当に残念でした。安らかな眠りを。

今年も数は少ないものの、シマノフスキの新録音を聴くことができました。極東の地より、深甚なる感謝を。ドヴォルザークのスターバト・マーテルと、この違い!

ファウストとメルニコフの鉄壁コンビのフランクとショーソン。ただ、ため息あるのみ。

エリーザベト王妃国際コンクールでの堀米さんの瑞々しさ。出色のシベリウス。

ロンドーの新作からは目が、もとい耳が離せません。

キリルとヴァシリーの二人のペトレンコ、ソヒエフ、そしてこのユロフスキ。この年代のロシアの指揮者の層の厚いことといったら!

ヒース弦楽四重奏団の蒸留され、澄んだ音のバルトーク。僕は大いに惹かれました。

最後は今年リリースされた録音ではないのですが、2017年の忘れられないコンサートの思い出として。輝かしく芯がありながらも、柔らかで広がりのあるサウンドをタップリと味わうことができる贅沢といったら!

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