愚考、開始
我が家のメインのオーディオシステムの核となっているCDプレーヤーが動かなくなり、メーカーに送って再生を試みたものの修理部品がないとのことで再起不能との判定。我が家のCDプレーヤーは1990年製のパイオニアPD-2000LTDですから、むしろこれまでよく頑張ってくれたと労いの言葉をかけるべきであって、まだまだ働けという方が酷というもの。永らく、お疲れさまでした。ありがとう。
と、お別れをしたもののCDが聴けないというのはあんまり。やむなく、BDレコーダーのRCA出力からアンプに繋いで聴いていましたが、あまりの解像感のなさに唖然。なんとかしなければ。
その前に、スピーカーユニットも相当くたびれていたので、まずは音の出口をリフレッシュすべくユニット交換。今のスピーカーの開口部の工作をしなくてもよく、予算的制約もあってFE-103enを取り付けましたが、これが大失敗。中高音は伸びやかさに欠け、低音は鈍く量感も乏しく、ユニットとエンクロージャーの相性の大切さを身銭を切って思い知らされた次第。FE-103enの名誉のために一言添えれば、もっとコンパクトなバックロードホーンに取り付けるべきユニットなのです。低音の量感と再生可能域をほどほどにすれば、生き生きと歌うはず。スーパースワンに取り付けた僕が悪いのです。
そうはいっても、まぁ仕方ありません。しばらくは、我慢、我慢。とりあえず、音は出るのですから。
どうにもならないのが、CDプレーヤー。BDレコーダーではなく、やはりオーディオ専用機から聴きたいもの。四半世紀ぶりにCDプレーヤーを検討するのですから、色々と目移りするのも仕方ありますまい。
これを機にメインシステムでApple MusicやSACDを聴いてみるとか、ネットワークオーディオの世界に足を踏み出すとか、考えているだけでワクワクします。
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