愚考、引き続き
愚考は、まだ続くのです。
SACDやいわゆるハイレゾ音源は、今の僕にどれだけ必要なのか。
ダイナミックレインジの拡大はともかく、僕の耳は若い人には聴こえる倍音域が年相応に聴こえないので、CDよりも高音が再生できるというメリットを享受することはできません。あえてハイレゾでなければならないという必要性は、今の僕にはないということでしょう。悲しいことですが。
もう一つのポイントである、ネットワークオーディオ。こちらを導入することで非圧縮、可逆的圧縮音源とこれらを自由自在に扱う利便性を手にすることができますが、その利便性を手に入れるために払うコストと見合うのか。
現状においては、非圧縮音源の再生はディスクに任せることとしたいと思います。
ハイレゾ、CDといったフォーマットには関係なく、デジタル信号からアナログに復調する過程が音に与える影響は大きいでしょうから、そこが大切にされている機器を選べば間違いがないでしょう。
CDとApple Musicの出力音声を、いかに良質なDACを通して聴くかということ。そうはいっても、先に検討したとおり単体DACを導入する余力はないので、プレーヤーの外部入力に頼るしかありません。
現時点で候補となるのは、Apple TVを核として、プレーヤーはPD-70か、CD-NT670。
前者は、Apple Musicの音声をAirPlayでApple TVに飛ばし、HDMI端子からの音声をコンバーターで光信号にしてPD-70のDACでアナログに変換。問題は、Apple MusicのAACを、PD-70のDACが問題なく取り扱ってくれるかということ。この点は、懸念が残ります。
CD-NT670は、AirPlayに対応している機器なので、Apple Musicを必ず聴くことができるという絶大な安心感が魅力。問題は、PD-70のDACと比べるとどの程度の質かということ。もっとも、PD-70のDACが僕が思う程のクオリティかどうか。こんな事を言いだしたりしたらきりがありませんが。
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