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どこまでがドビュッシー? 楽譜の向こう側(青柳いづみこ)

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GR

大学の吹奏楽団の先輩のKさん、もといK先生。いや、やはりKさんとお呼びさせていただきます。「君みたいな出来の悪い後輩を教えるなんて、まっぴらごめんだからね」と言われる前に。

自分の守備範囲を広げることなく、チマチマとテリトリー内を歩き回ることしかできない僕と違い、このKさんは、射程広く、深く、常に全方位に目を配った読書をなさっています。しかも、年間100冊以上読まれるとのこと!
僕も、自らの領内を耕しつつ、未開の地にもテリトリーを広げるべく、読書に励みたいと思います。

昨年末に、そのKさんからお借りした、この本。
ドビュッシーの専門家にして、世界でも指折りの優れたピアニストの青柳さんだからこその、本書。
ある意味、音楽は「作曲家」の思惑からも自由な部分があるのかもしれませんが、そこを越えると別物になってしまう域があると思います。でも、それが何なのか。結論は人の数だけあるのでしょうが、これからもゆっくりと考えていきたいと思います。


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