吹奏楽コンクール中国大会(周南市文化会館)
夏は、吹奏楽コンクールの季節。2014年の吹奏楽コンクール中国大会は、ここ周南市文化会館で開催されました。
22日は中学校、23日は高校、大学の部でしたが、いずれも都合がつかず、聴きに行くことができませんでした。残念。
24日の小編成の部、職場・一般の部を、お昼頃から拝聴しました。
小編成はごまかしがきかないシビアな世界ですが、皆さん、熱演でした。
そんな中でも、金賞を受賞した団体は明らかに頭一つ抜け出ていた印象。
さて、職場・一般の部。今年は広島県代表に元祖平成吹奏楽団の名前がないのは残念ですが、初めて聴く広島シンフォニック・ファミリア吹奏楽団の演奏が楽しみです。
鳥取ウィンドシンフォニカ、トロンボーンの明るい音が素晴らしかったです。
大田オケーショナルブラス、リシルドはやはり良い曲です。でも、良い演奏をするのは至難ですね。大学2年のコンクール、金沢で吹きましたが・・・。
岩国ウィンドアンサンブル、演奏に小さな傷はあったものの、好印象でした。
岡山シンフォニックバンド、個々の音はよく響いていたと思います。
防府吹奏楽団、チューバが6本!大編成ですが、大雑把ではない細やかな表情を持った音楽、素晴らしかったです。
勝田町一番地寄合楽団、中国大会の常連団体、耳を惹く選曲、さすがですね。
NTT西日本中国吹奏楽クラブ、出色!ユーフォニウムの上手いことといったら!音量に頼らず、見通しの良い響き。素晴らしい。
倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー、ブレンドされた音が魅力の団体ですが、意外と直接的な響き。角があるサウンドではないので、聴いていて苦痛ではありませんが。
広島シンフォニック・ファミリア吹奏楽団、上手い!広島の団体の層の厚みを感じます。
祇園ウィンドアンサンブル、「仮面をつけろ」は熱演でした。ただ、こうしたオペラからの抜粋は、吹奏楽コンクールでは難しいですね。
出雲吹奏楽団、さすがの落ち着きのあるサウンド、貫禄の演奏でした。
いずれの団体も、団体の色が良く出ていたと思います。素晴らしい演奏の数々を堪能いたしました。
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