« 玉ねぎの皮をむきながら(ギュンター グラス 依岡隆児訳) | トップページ | シティ・マラソンズ (三浦しをん あさのあつこ 近藤史恵) »
D600 Ai Nikkor 45mm F2.8P
「玉ねぎの皮をむきながら」の後は、彼の代表作の一つである「ブリキの太鼓」を読もうと思ったのですが、近所の本屋にも図書館にもありませんでした。何とも残念。 ふらふらと書棚を見ていたら目に留まったのが、「玉ねぎ〜」の訳者である依岡氏の本書。
グラスの著作は、「箱型カメラ」と「玉ねぎの皮をむきながら」しか読んだことがありませんでした。饒舌な文体で、一癖も二癖もある彼の著作ですが、「ジャーナリストも共犯して作られる支配的言説や、批判的意見を封じ込める満場一致状態に対して、あえて「声をあげる」」姿、大いに感じ入るものがありました。
2014年1月11日 (土) 読書 | 固定リンク Tweet
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