« 暖かな光 | トップページ | 誕生日のワイン »
随分と前に図書館で借りて読んだ「シューマンの指」。また読みたくなって図書館から再度借りてきたのですが、ある本屋の文庫コーナーで本書を発見。迷わず、我が家の(貧相な)本棚にお迎えした次第です。
登場人物が音楽について語るシーン、あまりに饒舌に過ぎると感じられる方がいらっしゃるとすれば、シューマンの音楽評をご一読される事をお勧めします。岩波文庫の吉田秀和氏の「音楽と音楽家」は入手しやすく、コンパクトな本なのでよいのではないでしょうか。フロレスタンとオイゼピウスの対話を想起しながら本書を読むと、著者がシューマンに寄せる思いが手に取るように伝わります。
2013年2月13日 (水) 読書 | 固定リンク Tweet
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
内容:
この記事へのトラックバック一覧です: シューマンの指(奥泉 光):
コメント