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2012年10月 5日 (金)

ショスタコーヴィチ 交響曲第4番(インバル指揮 東京都交響楽団)

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大学時代の友人の一人K氏は、オーケストラに非常に詳しく、話をするたびに感心するばかり。
その彼が薦めてくれたCDの一枚が、インバル指揮の東京都交響楽団(都響)のマーラー。その時は2番を買い求めましたが、これがライブ録音とは俄かに信じがたいほどの完成度。
以前から都響の演奏は若杉氏、朝比奈氏によるマーラーやブルックナーの録音を通じて聴いていましたが、最近の充実ぶりがこれほどとは。
そのインバル=都響コンビによるショスタコーヴィチの交響曲第4番のライブ録音が、この9月26日にリリースされるというのですから、聴かない手はありません。

インバルは1990年代にウィーン交響楽団(ウィーンフィルに非ず)を指揮して、ショスタコーヴィチの交響曲を録音していました。
ショスタコーヴィチの交響曲といえば、音の圧力が異常に高いものだと思っていたし、確かにそれは一つの特徴だとは思いますが、インバルとウィーン響の何とも見通しのよい演奏に拍子抜けをしたことを覚えています。
暴力的なまでの音圧で全てをなぎ倒していくような演奏ではなく、今までの演奏では見えなかったもの発見することができ、興味深く聴いていました。

そうしたインバルのショスタコーヴィチに対する僕の好印象を差し引いても、実に立派な演奏でした。
都響の完成度の高いアンサンブルは素晴らしいの一言!精緻なウィーン響との演奏に柔軟性が加わり、ライブらならではの緊張感に、こちらも背筋を伸ばし、耳をそばだてます。演奏当日に上野の文化会館にいることができた方々に、羨望の念を禁じえません。
バルシャイとケルンWDR交響楽団(昔の人間なので、ケルン放送交響楽団とつい言ってしまいます)の4番の演奏に打ちのめされた後では、インバルの演奏に聴かれる音の暴力の透明性には、ただただ驚嘆の一言です。

追記
インバルとウィーン交響楽団の録音について、コロンビアのホームページに興味深いエピソードが紹介されていました。
http://columbia.jp/classics/kono1mai/037.html


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