ラトルとベルリンフィルのマーラー
マーラーの交響曲第5番をデジタル・コンサートホールで視聴したメモ。
ラトル指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団。
パーセル作曲、「メアリー女王のための葬送音楽」がマーラーに先立ち演奏。17世紀終盤、名誉革命後のイギリス、メアリー2世の葬送曲。
マーラーの交響曲第5番。
1楽章 節度を持った表現 葬送の足取りは、乱れない。
2楽章 テンポを落として、じっくりと。嵐のように。
3楽章 ホルンのドール。指揮者の横に出てきて、立奏! 文字どおりの独壇場。
4楽章 間奏曲 ハープの重要性(拍感 耽美に流れない冷静さ)。
5楽章 ロンド 夜が終わり、朝。緩やかなテンポ。 多声部の豊かな歌。
3楽章のホルンは、オーケストラの中にあってこそなのではないだろうか。
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番におけるトランペットとは、違う。
デジタル・コンサートホールにログインする機会があれば、また聴きたい演奏。
ラトルの仕掛け、まだ気づいていないものが沢山あるはずだから。
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