宇高航路の行方
国鉄の宇高(うこう)連絡船に始まった宇野(岡山県)と高松(香川県)を結ぶ宇高航路ですが、3月26日に宇高(うたか)国道フェリー、四国フェリー両社の撤退によって、100年という長い歴史に終止符を打つこととなりました。
瀬戸大橋開通後も営業を続けてきたものの、高速道路料金の大幅な引き下げによって撤退を余儀なくされたようです。昔は、児島から丸亀や坂井にもフェリーが出ていたように思いますが、もうこれらの航路も廃止されたのでしょうか。なんだか寂しいものですが、時の趨勢に抗うことは難しいのでしょうね。
・・・と、たまにはちょっとまじめな記事をアップしてみたりして。
追記:上記記事は2月13日に書きましたが、18日のニュースで国交相が航路存続に向けた支援策の検討を始めることが報じられました。現在の高速道路通行料の割引については、通行料そのものが減額された訳ではなく、通常の通行料との差額について税で補填されているのはご存じのとおり。航路存続のための支援が支出を伴うものであれば、またその原資は税となるのでしょうか・・・。政策の転換期にあっては対処療法的な措置もやむを得ないのかもしれませんが、経済全般に対する効果、中長期的な交通政策との整合、高速道路利用者の受益と負担の均衡など、様々な難しい問題があるとは思いますけれども、せっかくの機会ですのでこれらの議論が深まることを希望いたします。
・・・って追記、漢字多すぎだし、硬い、硬すぎる。
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