編曲版
先日、車中でFMラジオをつけたら、マーラーの交響曲第1番のピアノ編曲版がスピーカーから聞こえてきました。
ひょっとしたら作曲者自身によるものかと思いましたが、ワルター編曲による連弾版とのこと。
「さすらう若人の歌」の旋律が用いられている部分などは、ピアノ編曲の違和感はなく、むしろ初期歌曲の叙情性がより直接的に伝わってくるので、後の器楽的な交響曲とは異なる魅力に改めて気づきました。
どこかでCDを扱っているかなと思いきや、既に絶版の様子・・・。
車の中と音響的な環境としては劣悪で、全部を聴きとおした訳ではありませんが、一部だけでもこうして聴くことが出来た幸運に感謝したいと思います。
NHKさん、ありがとう。
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コメント
この写真は、好きですね。
海の向こうへ行ってみたくなりますね。
投稿: 久米組 | 2008年12月12日 (金) 07時56分
はじめまして。こんにちは。ジーク&ラインのブログの
Sayakaです。いつも楽しく拝見しています。
マーラーの交響曲にもピアノ編曲版があるのですね。
オーケストラの曲をピアノで弾くと、思いがけない
発見があったりして楽しいですよね。私はベートー
ヴェンの交響曲全集を持っています。連弾ですが、
シベリウスの「フィンランディア」も、中間部の透明感が
より際立って面白いですよ。
また遊びに来ますね!
投稿: Sayaka | 2008年12月12日 (金) 13時03分
>久米組さん
この写真が気に入っていただけて、嬉しいです。
たまにのんびりと海を眺めると、いい気分転換になります。
この写真は光の虹ヶ浜で撮ったのですが、ここは徳山からも近いし、気持ちいい場所です。
投稿: Ciclistamario | 2008年12月13日 (土) 10時49分
>Sayakaさん
ようこそ、おいでくださいました
コメントをどうもありがとうございます。
ベートーヴェンの交響曲のピアノ版というと、リストの編曲したものでしょうか?
ピアノ編曲版は楽曲の構成がより明瞭になっていて、興味深く聴いた覚えがあります。
CDで聴いただけなので、いつか実演で聴いてみたいと思っています。
投稿: Ciclistamario | 2008年12月13日 (土) 11時05分
こんにちは。お返事ありがとうございます(^^)
ベートーヴェンの交響曲全集のピアノ版は、私が聴いたのも
リスト編曲によるもので、演奏はシプリアン・カツァリスです。
Ciclistamarioさんのようにクリアに聞こえて面白かったです。
あの曲のリサイタル……大変そう(^^;)
投稿: Sayaka | 2008年12月14日 (日) 11時18分
>Sayakaさん
こちらこそ、ご丁寧にありがとうございます。
リストが編曲したものですから、技巧的にも相当難しいのでしょうね。
それをクリアに弾きこなすカツァリスは、やはり凄いピアニストなんですね。
この曲でのリサイタルとなると、ピアニスト、聴衆ともに、相当に体力を消耗しそうですね(^ ^)。
投稿: Ciclistamario | 2008年12月15日 (月) 13時01分