写真展へ
周南市(旧・徳山市)は、写真家・林忠彦氏の出身地です。
写真界に残した彼の多大な功績を記念した「林忠彦賞」がありますが、年に一度、受賞者の展覧会が周南市美術博物館で行われます。
今年は5月9日から18日までの10日間(入場無料)。
近くなのでいつでも行けると思っていましたが、気がつけば最終日前日・・・。
ちょうと外出する機会があったので、美術博物館に足を運びました。
展示室内には写真集の見本があり、自由に手に取る事ができたので、展示された写真を全部見た後に見てみましたが、なるほど、写真もプリントの現物を見てみないと伝わらないものがあるのだと実感しました。
展示されているプリントでは石畳のしっとりとした質感が、まるでそこにあるような存在感を感じさせてくれ、写真集でのざらっとした感触とはまるで別物でした。
なにより、レンズを通して長崎を見つめ続けた小林勝氏の感情までもが伝わってくるようで、こんな身近にこうした素晴らしい展覧会が行われている事のありがたさに、感謝した一日でした。
明日、もう一度行ってみようと思います。
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コメント
そういえば
南蛮屋には
林忠彦さんの写真がさりげなく飾ってます
(私が飾ったほうがいいと言ったんですが・・・ママは覚えていない)
あと、サイン入りの文庫本もあるよ
投稿: いのたか | 2008年5月18日 (日) 06時35分
>いのたかさん
今度南蛮屋さんにお邪魔したときは、飾ってある写真の事や、林さんのお話を伺う事ができればと思います。
それにしても、こうした写真やサイン本がさりげなくあるあたり、南蛮屋さんの歴史を感じさせてくれますねぇ。
投稿: Ciclistamario | 2008年5月18日 (日) 15時00分