新年度の準備
土曜日は、娘がお世話になっている保育園の新年度の物品販売。
娘の買い物だというのに、僕のほうがなんだかワクワクします。
真新しい連絡帳や、お絵かき帳を手にすると、自分が子供の頃に新しい教科書を配ってもらったときの気持ちを、ふと思い出しました。
学年が変わるということは、これまで一年間同じクラスだった友達や先生との関係が、実質的な関係はさておき、形式的にはリセットされるわけです。
今年の成績は書き込まれていない真っ白な通知表が準備されて、3月までの僕の怠惰の記録もご破算となっていることでしょう。
新年度が始まって、新しい学年になった明確な記号としてのまっさらな教科書を手にして、一つ上級生になったという妙な高揚感でしょうか?
小学校や中学校では成績に関係なく進級するので、特別な感慨を持つ必要もないのでしょうに・・・。
昨日からのなだらかな連続の上に今日があるというのに、昨日までの自分から決別し、新しい自分へと階段を一段上るような気持ちになっていたのかもしれません。
暦の上では1月に年が変わる訳ですから、12月から1月に変わる瞬間に色々な感慨を持ちはしますが、あくまでもカレンダーの上でのこと。
学校に通っていた頃の自分にとっての一年の区切りとは、学年が変わることと同義だったのでしょう。
大学を十うん年前に卒業してからは、4月がきても特に何が変わるというわけではない生活を続けていたので、すっかりこういった感覚とは無縁の生活を続けていましたが、娘が保育園に通うようになってからは、去年までとはちょっと違う4月になりそうです。
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コメント
1年が経ったことの変化は、自分自身のことだと意外と気付かないのが中年なんでしょうか。でも、周りに目を向けるとその加齢に気付かされるものですね。(泣)
Ciclistamarioさんは、年の節目がお分かりですね。
投稿: 久米組 | 2008年3月 9日 (日) 09時06分
>久米組さん
子供の頃は一日がとても長く感じたし、1年先のことなんて、遠い未来のように思っていました。
それがこの年になれば、1ヶ月経つのが早いこと、早いこと。
ぼやぼやしていると、あっという間に年の暮れを迎えてしまいそうで、怖いです。
投稿: Ciclistamario | 2008年3月10日 (月) 21時34分