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目の保養

先週、すむら酒店さんに行った際に、「こんなワインがあるのですが」と見せていただいたものが、シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1878。
19世紀のワインなんて、一種の文化財のようなものです。
こうしたワインが、日本でも取引されることがあるのですね。
お値段は聞きませんでしたが、僕なんかが聞いてどうなるものでもないので・・・。

ヨーロッパの葡萄は、19世紀後半にフィロキセラという葡萄の害虫によって壊滅的な打撃を受けたことがあるそうです。
今の葡萄は、フィロキセラに耐性のあるアメリカ大陸起源の台木に接木していて、接木をしていないヨーロッパの葡萄はほとんどないはず。
接木をしていない葡萄のワインを飲もうと思ったら、19世紀のワインのようにとてつもなく古いワインでないとダメ。
もっとも、その対価は非現実的な額となってしまうので、僕のような人間には縁もゆかりもない世界ですから、こういった機会でもないと、お目にかかることはまずありません。

ボルドーのシャトーのカーブ(貯蔵庫)には、市場には出回らないものの、こうしたワインがひっそりと眠っていて、特別なゲストのために空けられるのでしょう。

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GX100

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コメント

接木をしていない葡萄のワイン。
グラス1杯でよいので飲んでみたいです。
多分、グラス1杯のお値段もすごいでしょうから
1日だけセレブになれないかな~(笑)

すむらさんちには、どえらいモノがあるんですね

投稿: memepi | 2008年3月26日 (水) 15時12分

>memepiさん
グラス1杯でうん万円の世界でしょうから、いつも自分が飲んでいるワインが何本買えるのだろう?なんて、考えているうちは、セレブの世界との距離は縮まらないのでしょうね。

僕らの味方(?)のお手ごろ価格の美味しいワインも色々と入荷しているようなので、お店をのぞかれてみてはいかが?

投稿: Ciclistamario | 2008年3月27日 (木) 00時10分

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