手巻き寿司とワイン
日曜日の夕食は手巻き寿司。
すし飯の柔らかな酸味と、ほんのりと控えめな甘さには、樽香の強いワインではなく、ナチュラルな葡萄の風味を伝えてくれるワインが合うと思います。
そうなれば、ロワールのビオの白なんて格好のお相手だと思うのです。
ビオだったら何でもいいって訳ではありませんが、今日はレ・ヴァン・コンテのロモランタン種のワインで楽しんでみようと思います。
このワインを逆さにすると、澱がフワフワと浮いています。
知らない方はぎょっとするかもしれませんが、無ろ過、無清澄のワインだとこうしたことは当たり前なので気にしません。
ワインの名前は「クルジュ・ヴェルニ(光沢のあるウリ←エチケットの絵はウリというより、どうみてもナス・・・)」。
「クール・シュヴェルニー」にかけた親父ギャグ的なネーミングですが、中身はちゃんとしたワインですのでご安心を。
イカ、サヨリ、ミル貝、タイなどなど。ナチュラルなワインとわさびのコントラストが、またいいのです。
日本酒と今日の料理の相性は抜群ですが、チュエリー・ピュゼラや今日のワインの方が個人的には好みです。
美味しい料理と美味しいお酒は、国境なんて関係なく仲良くなれるものなんだと思いました。
なんてこと言いながら、やはり最初の一杯はよく冷えたビール。
こればっかりは、止められない・・・。
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