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前に乗ったのは4月?

本当に久しぶりすぎて、ペダルの回転もぎこちない。もっとも、以前も上手かったわけではないが・・・。
謙遜でもなんでもなく、本当に走れないので、「自転車リハビリ中」宣言を早々にして、ペースを合わせていただくことにした。せっかくの練習なのに、申し訳ない思いで一杯。
市内のショップに集合し、光、田布施、熊毛と殆ど起伏のない70km。向かい風が強くなければ何てことのないコースなので、とりあえずは気楽に出発する。
室積までは35km/hを超えないのんびりペース。時々先頭に出てはみるが、引き続けることなくすぐに後退。
室積からは、35km/h超ですい~と走る。40km/hを過ぎると僕がリミッターになるので、これくらいのペースは快適。
田布施で金属片がタイヤにささりパンクしたが、久しぶりのパンク修理もぎこちない手つきながら無事に終えて走り始める。

と、調子が良かったのもここまで。
ここからは、ゆるやかで小さいとはいえ、ちょっとしたアップダウンが続く。以前は30km/h程度で走ることができたゆるい上りも、25km/hを上回って走ることができない。自転車に乗っていて吐きそうになったのは久しぶりだが、前日のアルコールが残っていたことだけが理由ではないはず。20km/hを下回る亀さん状態で峠を何とかクリア。この後も、上りの度に亀さんになり、同行の方にご迷惑をおかけした。体重は去年と変わらないが、筋肉は明らかに落ちているので、筋肉が落ちた分だけ脂肪がついている訳だが、脂肪を背負って走るのがこんなに苦しいのかと改めて実感した。

走りはヘロヘロだったが、ロードバイクで走ることは本当に気持ちがいい。ミシュランのPro Gripからは路面状況が伝わってくるのだが、その感触は本当に滑らかでうっとりしてしまうのは自転車ジャンキーだからか?ロードバイクだと平地を40km/h程度で走っていても、それなりのスピード感を味わうことができる。車やバイク(自動二輪)だと40km/hなんてかったるくて仕方がない(はず)。

カーボン全盛のこのご時勢にフォーク以外はフルアルミの自転車ってのもどうだろう?何て他の自転車に関心は向くのだが、どうしてどうして、フルアルミバイクも捨てたものではない。踏力を何の躊躇もなく推進力に代えてくれるので、急加速しようとぐっと力をこめると推進力がタイヤのグリップ力を上回ることがあるほど。(自分のペダリングが下手なだけなのは言うまでもないのだが・・・。)アルミは疲労が溜まりやすいとよく言われるが、僕が疲れる理由はただ一つ、練習不足。疲れの理由をフレームのせいにするのは○年早いか?

日焼け止めを塗り忘れた腕は真っ赤になってしまったが、その日焼けのひりひりとした感触も気持ちいいと思えた一日。

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